「風に舞いあがるビニールシート」森絵都 [読書]
ようやく図書館の予約がまわってきた~と思ったら。
直木賞受賞していました。
わたしにとってはどれも意表をつく展開だったので、それぞれ楽しめたり泣けたりした6編でした。
自分の仕事、仕事って。。。という立ち位置を考えてしまいました。
始めるきっかけや、その仕事の大小、そういうことではなくて。
この不条理の原因は実は自分?「器を探して」
意表をつかれた「犬の散歩」
社会人学生のレポート代筆屋「守護神」
若いから、おっさんだからって一くくりにしてしまうの、反省「ジェネレーションX」
仏像の修復師という独特の厳しい世界「鐘の音」
そして表題作、「風に舞いあがるビニールシート」。
舞いあがるビニールシートを、この手でしっかりと捕まえなければ。
題名からは、ちょっと想像がつかない話でした。
人にはそれぞれの大切なものがあり、それは当然他の人とは違うから。
時にぶつかったり、すれ違ったり、理解してもらえなかったり、だけど刺激を受けたり。
悲しかったり、切なかったり、でも元気をもらったり。
そんな気がします。
国連難民高等弁務官事務所もそうですが。
仏像修復師も、名前は知っているけれども、実際にどんなことをしているのかよくわからなかったのですが。
この世界は、いろんな人がいろんな仕事をして支えているのだな、と改めて思いました。
この本読まれたんですね。
図書館で予約しましたが多分まだまだでしょう。
早く読みたいな♪
by つぐみ (2006-07-30 22:02)
つぐみさん
返事遅くなってすみません~!
いい本でした。
早く予約まわってくるといいですね♪
by めいさん (2006-08-22 00:22)
noricさん
茅ヶ崎住人Rさん
哲さん
nice!ありがとうございます~♪
by めいさん (2006-08-22 00:23)