「漢方小説」中島たい子 [読書]
漢方が小説ってどういうことなんだよ???と疑問に思いながら読みました。
誰もがどこか不安を抱えて病んでいるのかも。
精神があさってのほうに向きがちなのかも。
ただ病んでいるのは自分の中のバランスで、それが身体に影響しているってことがあるのかも。
中国2000年のこじつけ中医学。なるほどなあ、と思いました。
確かに五行ですべてを説明するのはこじつけに聞こえるけれど、でも人に優しい。
西洋医学を否定していないところもいいのかも。
自分のテーマが見えること、病んでる自分も自分だと認められるように。
今のところわたしは健康だけれど、いつ自分の身に降りかかるかわからないと思うと、いちいち重かったです。
でも心の中でのツッコミがあったりして、かなりくだけた文体だし、薄い本だからサーっと読めました。
コメント 0