鎌倉　覚園寺：月のうらがわ：SSブログ

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鎌倉　覚園寺　[今日のお楽しみ] [編集]

先週末、鎌倉散策に行ってきました。

鎌倉駅について、まずは市場で鎌倉シフォンをGETした後はリストランテ　ア　リッチョーネへ。
予約していませんでしたが、なんとか席を都合してもらえました。
土を耕し、食材から作る･･･なんて聞いただけで食欲増します＾＾

のんびり喋りながらランチを楽しんだ後、ぶらぶらっと向かったのは覚園寺。
覚園寺に行くのは初めてです。
鎌倉宮から、左手に折れてのんびり歩いていくと、拝観の案内時間にちょうどいいタイミングでした。

山門から紅葉が垣間見えて、期待が高まります。

うわー。

しかし。
撮影はここ、愛染堂の前まで。
拝観料￥300を払った後、お坊さんに本堂がある奥を案内してもらえるんですが、この先撮影禁止・勝手な散策禁止なんです。
でも、でも。
この先が、覚園寺の真骨頂？でしたっ
立派な茅葺の本堂は、灯りがついていないため暗いのですが、懐中電灯で梁に書かれた文字を照らしていただいたところ…建立は文和3年（1354年）12月8日･･･誰かが「今日だ」と気がつき、大勢の参拝者が拍手っ
すごい偶然ですね～
ご本尊も立派ですが、脇に控えた十二神将像も堂々たるもので、それぞれ自分の干支の神将にお参り。
どこかから移築してきた民家では、法要の行事の意味を面白く説明していただき、かなりためになりました。
覚園寺は鎌倉の地形らしい谷にあるので、境内の中にやぐらがあり、その中に石仏が13体（これがそれぞれの法要を司っているのだとか）あって、そこに参拝者がそれぞれ蝋燭を供えると、ぐっと神秘な雰囲気になります。
暗いやぐらから出て、明るい外からやぐらの中を見ると無数の蝋燭が揺れていて、幻想的です。

これだけでも￥300出した甲斐があったと思ってしまうところですが、これだけではないのです。
手前の愛染堂付近が霞むくらい、中の紅葉が素晴らしい！
大きな銀杏も雪崩れるように黄色い葉が見事で。
名前忘れちゃったんですけど（メタセコイア？）、大きな木があって、それがまた素敵でした。
しかも、惜しいことに11時の拝観時間に参加すると、この木に陽が当たって素晴らしいコントラストになるのだとか。
うう～ん、のんびりランチしている場合じゃなかったか。。。

最初、55分の拝観時間は「ちょっと拘束時間長いかなぁ」と思ってしまったんですが、全然そんなことなかったです。
むしろ一つ一つ丁寧に説明していただき、とてもいい時間を過ごせました♪
なんで今まで、ここに来ようと思わなかったんだろう？って思うくらい。
何度行っても鎌倉には新しい発見がある気がします。
う～ん、奥が深い。

途中、荏柄天神の銀杏も見事でしたよ♪

今回は、御成通りのお好み焼き屋「津久井」に初めて行きました。
歩きつかれた足を座敷に投げ出して座れるのは、幸せですねえ～
それと、豆腐焼きを頼むと、お店の方が素早い手つきで焼いてくれて釘付けです＾＾
駅から近いのもいいですね。