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「ミサキラヂオ」瀬川 深 [読書]

時間がずれて音が届いたりする、ローカルFMのお話です。

ミサキラヂオ (想像力の文学)

ミサキラヂオ (想像力の文学)

  • 作者: 瀬川 深
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本


自分がラジオを聴かない人なので、どうだろう?と思ったが。

この田舎感、地元感は心地よい。
田舎を舞台にした時や、海辺舞台にした時、そのいい面というか、都市部在住者の「夢」みたいな面のみ描く本も多い。
例えば、社長は1年中魚くさい水産加工会社を背負っているし。
第三の猫は、数時間に1本の公営船でミサキとつながるシマ在住だし。
独創的な音を作り出す長い髪の女は、引きこもりだわ太めだわ。
それ以外にも、本当に個性的なミサキラヂオを取り巻く人々。

春は、それらの人々を紹介する感じで、ミサキラヂオを沿革を語り。
夏は、文字通りの「お祭り騒ぎ」に、何故か自分まで熱くなり。
秋は、1人の青年を巡って、それぞれに去来するものを持ち寄り。
冬は…その人々の、すべての総括が酒宴となって。

みんな、何かを抱えているのだと。
それを表現することは、ありなんだと。

あの、時間のずれる不思議なラジオは、そんなものを電波に乗せてる、そんな感じでした。


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初!へぎ蕎麦 [今日のお楽しみ]

新潟生まれなのに、「へぎ蕎麦」を食べたことがなかったんです。

お土産で小嶋屋の蕎麦をもらったりして自宅で食べたとしても、それは「へぎ」には入っていないから、「へぎ蕎麦」じゃない!
都内の居酒屋で「越後・へぎ蕎麦」なんて謳ってても、ざるにのって出てきたら、それは「へぎ蕎麦」じゃない!

ということで。
十日町に行ったついでに、小嶋屋総本店に寄りました。

これが念願の「へぎ蕎麦」
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この四角い木の箱状のものが「へぎ」です。
つなぎはフノリです。
生わさびがついてきたため、一生懸命おろしてからいただきます。
まだ夕飯には早い時間(16時くらい)ですが、これがツルツルっと入っちゃうんですねえ♪

ただ、ちょっとガッカリだったのは、「へぎ蕎麦」といえば小嶋屋の小嶋屋総本店ですが、メニューはもうすっかりファミレス仕様。
老舗の蕎麦屋を想像していただけに、何だか残念。。。
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でも、ま、念願が叶ったのでよしとします^^
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大地の芸術祭 越後妻有 アートトリエンナーレ2009その2 [今日のお楽しみ]

そんな美女林から、歩いてすぐの場所に、『越後松之山「森の学校」キョロロ』というのがありまして。
これも、大地の芸術祭に名を連ねているようです。
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こんな木材利用の工芸?を見ると、「森の学校かー^^」と、微笑ましく思ったりするんですが。。。
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この、塔のような建物。
実は登れます。
登る前に、「これもアート」という文字が。
よくわかりませんが、暗ーい階段を延々登っていかなければなりません。。。
登り切ると、この眺め!
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この地域は棚田よねー♪なんて思いながら。
眺めを楽しもうにも、この夏の暑さ+階段を登ってきた暑さのため、長居はできません。。。

その後、川西地区というほうに移動。
この広範囲にアートを点在させた、この企画はやっぱりすごいかも。
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ここは廃校になった小学校を展示場所にしています。
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この教室も、
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こんな感じで天井から何かが下がっていて、作品になっています。
階段の窓も、
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これには作品名はついていなかった気がしましたが、きっとこれも何か意図があって配置された小物なんでしょうね。
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夏の日差しと、アートと、廃校と。

こうい美術的な催しには、中高年のほうが食いつくと思っていたんですが。
行く先々で見かけたのは、若い人のほうが多かったです。

現代アートは、やっぱり難しい?
わたしは、今回も現代アートって、「やったもの勝ち」と思う部分が大きかったんですが。
あんなに空間を使っていいと言われて、自分の表現ができるのは気持ちがいいのではないかな?と思いました。

とにかく、「大地の芸術祭 越後妻有 アートトリエンナーレ2009」なんだか、すごいイベントでした♪
今回は親に連れられるままでしたが、もっと自分で見たいものを勉強した上で、見て回りたかったと思いました。
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大地の芸術祭 越後妻有 アートトリエンナーレ2009 その1 [今日のお楽しみ]

お盆で帰省していましたが…いつものごとく、早朝、親に叩き起こされ、車に詰め込まれ・・・
運ばれたの十日町。

何でも、廃校になった校舎などを利用した、「アート」があるのだとか。

そう言われても、何のことだかさっぱり。。。
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これは、「胞衣 みしゃぐち」という作品。
細い道?の先に見えたものを見ても、一体何なのかは…?
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ぐるりと丸い、構造物。
場所は十日町市の北限、らしい。
何なのか、それを断言できない勉強不足で申し訳ないんですが、この土の湿り気と陰と、晴天の夏の空の対比は、それだけでいい気がしました。

そして母親がどうしてもランチはここで!と主張したのが、「うぶすなの家」
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いわゆる農家レストランらしいです。
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この竈も、織部?だか何かの焼き物だとか。
で、メニューも選ばせてもらえず。。。
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定食?
苦手なキュウリ率高くて困惑ですが、うちの母親は娘がそんなことで困ることはまったく気にしない人なので。。。
囲炉裏脇でいただきましたが、テーブル席や卓袱台と違って、位置が低いので、結構食べるのはつらいです。。。
あとでホームページ見たら、集落の「溌剌とした女衆」と記載があったということは、あの食事スペースのおばちゃま達の元気な感じは、もしや演出・・・?

その後、日本野鳥の会会員の父親が「いい探鳥スポットが」と連れて行かれたのが美女林。
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すごい名前だなーと思いましたが、このブナ林はなかなかすごいです。
新潟の「森林浴百選」だか何だかに選ばれているらしいです。
てか、百選っていろいろ多いですよね。。。
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で、見かけたキノコは食べられるのか・・・?
とりあえず、無視したほうが安全なんでしょう。。。
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泣く泣く。。。 [southern all stars]

7月5日の朝、いきなり応援団のホームページに衝撃的なお知らせが!

★桑田佳祐『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2009』出演決定!

ええ~!
8月30日、山中湖ですって!
しかも5日の朝10:00発売ですって!!

とりあえず、落ち着こうと、サザンの相方のアニキ(?)にメール。
アニキは仕事で行けそうにないと返信。

そうだよなあ。
体調バッチリとはいえ、わたしも一応、病み上がりの身。
夏の野外フェス、しかも、郊外はやっぱり不安。。。
桑田さんは日曜日の出演だし。
課長は通院で休むのさえ、いい顔しないから、疲れが出ても月曜日には休めないし
ここはぐっと堪えるのが、大人の選択かもしれません。。。

と、いうわけで今回は泣く泣く諦めます。。。

それにしても、今回は急じゃあないですか?
寝坊してたら見逃してましたよ。
あなどれません、応援団発表。

関係ありませんが、実家の庭のモッコウバラです。
GWに帰った時のものです。
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漢字では木香薔薇って書くんですねえ。
小さい花で、なかなか可愛らしかったです。

タグ:桑田佳祐
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「三匹のおっさん」有川浩 [読書]

今回は、おっさんが主人公・・・!?

三匹のおっさん

三匹のおっさん

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/03/13
  • メディア: 単行本


有川さんといえば、ベタベタに甘い恋愛モノって思っていたので、「何だ、このタイトル!?」と思ったら。

今回は、都市近郊の町の、幼馴染3人組のおじいさん・・・じゃなくて、おっさん3人組の活躍だった^^
昔は悪ガキだったという3人組・・・いや3匹は、定年で時間に余裕ができたりして、こっそり町の自警団みたいなものを始める。
そんな6話の短編なので、一気に読んでしまった。

腕っ節に自信がある2匹と、「1番危険な」技術を持つ1匹・・・
おっさんパワーはすごい!?

それと、老け込むのってスタイルからっていうのも、日ごろ思っていたから同感で。
そんなとこから祖父・孫交流が生まれるのも、他のおっさんがその格好を羨ましがるのも、微笑ましい。

で、メインじゃないけど有川さんらしい恋愛要素も入っていて、それはそれで有川さんの本を読んだ気になった。

[やや欠け月] [半月] [三日月] [満月]

最近、有川さん人気だけど、自衛隊のは実写では映像化するのが難しいだろうし。。。

だけど、この「おっさん」なら実写でもできそうだし、多分、狙われてるだろうなーなんて勝手に想像しながら読んでました^^
タグ:有川浩 読書
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「鷺と雪」北村薫 [読書]

お嬢様とベッキーさんのシリーズ第3作目です。

鷺と雪

鷺と雪

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本



何度も書いているかもしれないが、北村薫さんの「円紫さんシリーズ」が好きで。
日常の謎を、年上の方の導きで解くというあたりは、円紫さんシリーズに似ているが、こちらは昭和初期。

ますます転げ落ちていく時代の中・・・
差し挟まれる地名・風物などの小道具(?)は、その時代を見たことのないわたしには魅力的。
浅草十二階という言葉でワクワクする人だから、これは仕方ない。

そういう訳で、ツボにはまる物語ではある。

でも、毎回、読後に思う。
何でもお見通しのような別宮さんは、この「お嬢様・英子」をどのような眼で観ているのだろう。
今回、その印象が強くなったのは、学校の先生の言葉を別宮さんに話した英子さんを、別宮さんが諌めた場面があったから。

まだこのシリーズ、続きは出るのだろうか。
このまま時代が行けば、英子お嬢様とて、このままではいられないだろう。
ましてや、英子さんの周囲にはこの先の時代を生きにくい考え方の人たちが多いように思う。
お嬢様として育った英子さんが、この先の時代をどう乗り切るのか。
その時、別宮さんはどのような形で傍にいるのだろうか。。。

[やや欠け月] [半月] [三日月] [満月]

なにしろ、療養中の身でしたから、本を読む時間はいっぱいあった訳です^^
でも、できれば肩が凝らないようなものを読もう!と、入院中は児童書みたいなのばっかり読んでました。
で、普通の本復帰は、この本でした~。
タグ:読書 北村薫
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そろそろ現実に戻らなければ [たわごと]

約10日間の新潟滞在でした。
こんなに長く新潟にいたのって・・・それこそ、引っ越した10歳以来じゃないか???というくらいです。

ま。
東京に帰れば、現実がいろいろ待っている訳で。
再度、病院に行ったり。
月曜日から職場復帰するにあたり、お見舞いをいただいた上司に快気祝いを用意したり。
図書館にも行かないといけないし。

そうそう。
今回、体力回復のため、新潟でもあちこち散歩して歩いたんですが。
子供の頃、遊んだ覚えのある公園もキレイに整備されちゃって、面影があるんだかないんだかわからなくなっていました。
そんな中・・・
「あ!なんか覚えてるかも!」
と思ったのが。。。
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土管^^
なんだか、この中で座り込んでいた覚えがあるんですよねえ。
なんだか懐かしーくなりました。
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たまには歩いてみるのも、いいものです。
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お杉バラ園!?もバラが見頃ですって [たわごと]

カーブドッチの帰りに、岩室あたりだと思うんですが、バラが綺麗な場所があるっていうんで、行ってきました。

確か・・・「お杉バラ園」^^;
何だかすっごい名称な気がしますが、うろ覚えのため、もしかしたら違うかもしれません。。。
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こちらは本当に満開っていう感じでした♪


タグ:バラ 薔薇 新潟
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「カーブドッチ」も庭が見頃なんじゃない? [今日のお楽しみ]

これだけバラがあちこち見頃なんだから、カーブドッチの庭なんて、すごいいい時期なんじゃない?

ってことで。
行ってきました、新潟市(になっちゃった)西蒲区「カーブドッチ」です。
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やっぱり、あちこちにいろんな花が咲いています。
それにしても、平日の昼間なのに、かなりお客さんがいました。
主婦層が多いような、引退後のご夫婦が多いのか。。。
それとも、スパみたいなのもオープンしたからでしょうか???
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通されたのはテラス席。
テラスで食事って、本当に快適に楽しめるのは期間短いですよね~
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で、今回のランチは¥2,800で子羊のなんちゃらマンゴーソースみたいなののセットです。
(すみません、はっきり覚えてません。。。)
で、写真は最初にきた前菜3種盛り合わせのみです。。。
(もちろん、メインは食べるのに夢中で撮り忘れです)
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角田山を眺める立地、ガーデニングされた庭。
これが贅沢でなくて、なんだろうっていう気になります。
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そして、見事な庭の先には葡萄畑です。
これからの収穫を楽しみに。

この戦略的なワイナリーは、この先どっちに行く気なのでしょう。。。
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